痩せている人が食べているアイスクリーム

暑い時につい手が出るアイスクリーム
例年になく長かった梅雨が明けたと思ったら、一転して猛暑の日が続いています。このお盆休みもうだるような暑さの毎日となっていますが、ダイエッターは身体をどう涼ませるかも気を付けるべきでしょう。
夏と言えば冷たくて甘いアイスクリームを食べる機会が多くなりがちですが、何も気にせずに、やたらめったら食べると大変なことになります。
というのもご想像の通り、アイスクリームはカロリーが高いからです。
お腹に溜まらないくせにカロリーは高い
お腹が空いている時にアイスクリームをたくさん食べたらお腹いっぱいになるでしょうか。多分ならないと思います。しかし、カロリーはかなりあります。
例えば容量の多い「スーパーカップ」は、1個当たり200ml入っていて、カロリーは380kcalです。
380kcalと言ったらハンバーグ170gと同じカロリーです。信じられないかもしれませんが本当です。それほどアイスクリームはカロリーが高いということです。
ハンバーグを食べるのスーパーカップ1個を食べるのとでは、どちらがお腹には満足感があるでしょうか。言わずもがなですが、ハンバーグですよね。
アイスクリームのカロリーが高い理由
なぜアイスクリームはそんなにカロリーが高いのかというと、これはしっかりとした理由があります。
ここではバニラアイスクリームを例に見ていきます。
① 糖質
言われなくても分かると言われそうですが、アイスクリームにはたくさんの砂糖が入っています。
また成分の一つである牛乳にも糖質が含まれています。ですので、糖質が多い食べ物です。
② 脂質
意外に思われるかもしれませんが、牛乳は脂肪分も多いですので、アイスクリームは脂質(脂肪分)も多くなります。
アイスクリームに含まれるカロリーの割合は、糖質と脂質ではほとんど同じぐらいです。
というわけで、アイスクリームは非常に高カロリー食品となるわけです。
でもアイスクリームが食べたいという方は…
そうは言っても、暑くて暑くてどうしようもない時に食べるアイスクリームは格別だからやめられないという人もいるでしょう。
そんな方にアイスクリームとうまく付き合う方法をお教えします。
一口にアイスクリームと言っても種類によってカロリーの差がかなり変わってきます。それを知っておけばダイエットしながらでもアイスクリームを楽しむことができます。
アイスクリームのカロリー一覧
ここではコンビニやスーパーマーケットでよく売られているアイスクリームを中心にカロリーの比較をしていきましょう。
スーパーカップ(明治) ➡︎ 200ml 380kcal
パルム(森永) ➡︎ 90ml 237kcal
ジャイアントコーン(グリコ) ➡︎ 155ml 225kcal
チョコモナカジャンボ(森永)➡︎ 150ml 300kcal
ハーゲンダッツ・カップ(ハーゲンダッツ・ジャパン)➡︎ 120ml 280kcal
スイカバー(ロッテ) ➡︎ 135ml 121kcal
ゼロ・ビスケットクランチチョコバー ➡︎ 70ml 158kcal
ガリガリ君(赤城乳業)➡︎ 70ml 63kcal
アイスボックス(森永) ➡︎ 135ml 13kcal
気を付けるポイント
上に書いたものの中で、前半のクリーム系のものがカロリーが高いのは理解できるかと思いますが、氷系のスイカバーやガリガリ君も結構カロリーが高いということです。
そして商品名に「ゼロ」という名前のつくアイスクリームもカロリーゼロではありません。
「砂糖ゼロ、糖類ゼロ」と書いてあったりするので、カロリーがゼロなのかと思ってしまいますが、決してそんなことはありません。
還元水あめを使って甘さを出し、脂質はしっかりと含まれているので、カロリーは低めとはいえ決してゼロではありません。ここが要注意です。
私は毎日アイスボックスを食べています。
私は以前は季節関係なく毎日アイスクリームを食べていました。(なので太っていたのだと思います…)
しかし、18kg痩せた今はこの暑い時期は毎日アイスボックスを食べています。1個でたった13kcalです。
氷に少し甘味が付いているだけなので、バニラアイスなどからすると物足りなさを感じるかもしれませんが、クリームのせいで食後に喉が乾くこともなく、氷で身体も涼むので、かなりのお気に入りです。
この様にどんなアイスクリームを食べるかであなたの体重はかなり変わってきます。
8月も半ばを過ぎましたが、暑い日はまだまだ続きそうですので、今からでも遅くありません。
アイスクリーム選びにも気を使いながらダイエットに励んでみてはいかがでしょうか。